【やらかし御免】チェス復帰戦でボロ負け、おまけに動画撮影で痛恨のミスをやらかした話
やっぱりチェスは難しい…
こんにちは、すずしんです。
青葉を揺らす風が心地よい季節になりましたが、私の心には今、冷たい隙間風が吹き抜けています。
タイトル通り、やってしまいました。 久しぶりに「よし、やるぞ!」と一念発起して挑んだChess.comでの復帰戦。結果は、見事なまでのボロ負け。さらに、その一部始終を収めていたはずの動画撮影でも、文字通り「痛恨の極み」と言うべき大失敗をやらかしてしまったのです。
今回は、そんな私のほろ苦い(というか激苦な)一日を、自戒を込めて正直に振り返ってみたいと思います。
臆病な背中を押した「何かを始めたい」という微かな熱
「自分には、これといって誇れる特別な取り柄がないな……」
ふと、そんな思いが頭をよぎることがあります。ですが、だからといって立ち止まったままではいたくない。私の心の片隅には、常に「新しい何かに挑戦してみたい」という、小さくも消えない灯火がありました。
そこで白羽の矢を立てたのが、以前から細々と興味を持っていた「チェス」です。
盤上の王を追い詰めるあの濃密な戦略性、一手のミスが命取りになる極限の思考力。チェスは脳を鍛える最高のゲームですし、何より純粋に面白い。
……と、頭では分かっているのです。分かってはいるのですが、いざ「対戦」のボタンを押そうとすると、指がすくんでしまう。負ける恐怖、自分の無力さを突きつけられる怖さに囚われ、なかなか一歩を踏み出せずにいました。
しかし、いつまでも盤面の外で指をくわえているわけにはいきません。 「下手くそだっていい、まずは動いてみよう」 重い腰を上げ、埃をかぶっていたChess.comのアカウントにログインしました。
恐る恐る過去の戦績を確認してみると、対戦回数はわずか「2回」。 しかも、両方とも綺麗に負けています。「自分、どんだけ引きずってたんだよ!」と思わず画面にセルフツッコミを入れてしまいました。
ちなみに、その時点でのレートは「902」。 まだ適正値が決まっていない暫定レートとはいえ、ギリギリ900台の踏み止まり。この「900」という数字が、せめてものプライドの砦だったのですが……この後の惨劇によって、一瞬で崩れ去ることになります。
現実という名の冷徹なチェックメイト
対局開始のブザーが鳴り響いた瞬間、心臓がトクトクと早鐘を打ち始めました。画面の向こうにいる見知らぬ対戦相手が、こちらの静かな緊張をあざ笑うかのように、容赦なく鋭い手を指してきます。
結果は、冒頭でお伝えした通り、完膚なきまでのボロ負けでした。
序盤から相手の流れるようなペースにすっかり呑まれてしまい、完全に主導権を握られました。冷や汗をかきながら必死に防戦を試みるものの、時すでに遅し。なすすべもなく、一方的に叩きのめされる展開に。
気がつけば、プライドの砦だったレートは902から「811」へと急降下。一気に800台へと転落してしまいました。
「うわぁ、マジか……」
静まり返った部屋の中で、ぽつりと声が漏れました。さすがに目の前が暗くなるほどのショックです。静かな盤上から突きつけられた敗因は、あまりにも明白でした。
砂時計の底が見えるほどの経験不足: ブランクが長すぎて、基本的な戦術の引き出しが完全に錆びついていました。
指先を狂わせる緊張感: 久しぶりの実戦という重圧に呑まれ、視野が狭くなっていました。
「どうぞお取りください」と言わんばかりのうっかり: 相手の攻め筋を読み切れず、守るべき大事な駒をタダで献上してしまう致命的なミスを連発。
まさに「これが今の君の実力だよ」と、冷徹な現実をこれでもかと突きつけられた気分です。やっぱり、チェスは深くて、そして恐ろしく難しい。
画面の向こうの「招かれざる客」
実は、今回のドラマにはまだ続きがあります。 この復帰戦の興奮と緊張感をそのままお届けしようと、裏で画面の動画撮影を回していたのです。「勝っても負けても、良いコンテンツになるはず!」と、淡い期待を抱いていました。
しかし、動画をプレビューした私は、文字通り凍りつくことになります。
「あ……通知切るの、忘れてた……」
最悪なことに、スマートフォンの通知設定をオンにしたまま撮影してしまったのです。対戦の佳境に入ったまさにその時、画面の上部からポップアップ通知がバンバンと音を立てて乱入してきました。そこには、人様には決して見せられないプライドとプライバシー、つまり「個人情報」が丸見えの状態でバッチリ映り込んでいたのです。
せっかくの復帰戦の記録が、モザイク処理すら追いつかないレベルの「やらかし動画」へ変貌を遂げた瞬間でした。チェスで負け、撮影でも負け。まさに踏んだり蹴ったり。自分の確認不足が招いたこととはいえ、この時ばかりは深いアームチェアに深く沈み込み、しばらく天井を仰いでしまいました。
最後に:沈んだ歩兵(ポーン)は、いつか成金(クイーン)になる
散々な一日でした。レートは下がり、動画はボツになり、心には小さな傷がいくつも刻まれました。
しかし、不思議と「もう二度とやるものか」という気持ちにはなっていません。 どれだけ無様であっても、まずは戦いの舞台に立ったこと。そして、自分の弱点と「設定ミス」という課題がはっきりと見えたこと。これは、部屋の隅で燻っていた昨日までの自分には得られなかった、立派な収穫(経験値)です。
チェスの世界では、一番弱くて小さな歩兵(ポーン)も、盤面の端まで進み続ければ、最強の「クイーン」に化けることができます。
私のチェスライフは、まだ始まったばかりの初心者レベル。今回の手痛い教訓をしっかりと胸に刻み、次回からは撮影前のチェックリストを指差し確認しつつ、一歩ずつ楽しみながら上達していきたいと思います。
次の対戦では、もう少しマシな棋譜をお見せできますように。 応援、よろしくお願いいたします!
今回の学び
チェスのブランクは思った以上に重い(まずは詰みチェスでリハビリから!)。
動画撮影の前には、絶対に「おやすみモード(通知オフ)」を確認すること!!
読者の皆様も、最近「やらかしてしまったエピソード」や、落ち込んだ時のリカバリー方法などがあれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね。


